2019年7月11日より新・木曜劇場「ルパンの娘」(毎週木曜・22時〜)の放送がスタートします。
代々泥棒一家の娘役には深田恭子さん。代々警察一家の息子役には瀬戸康史さん。7年ぶりの共演みたいですね。相対する二人の決して許されない恋愛を描くラブコメディーとなっています。
どのような展開になっていくのか非常に楽しみですね。
7月からテレビ放送が始まりますが、原作を知りたいという方がいらっしゃると思うので、ここでは原作の情報と、ネタバレ、最終回までの予想を行っていきたいと思います!!
ルパンの娘に原作はある?
ルパンの娘は小説が原作となっています。2015年8月に単行本、2017年8月に文庫本が発表され、累計発行部数が10万部を突破しロングセラーとなっています。
ルパンの娘の原作情報
原作 | ルパンの娘 |
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作品種別 | 文庫 |
出版社 | 講談社 |
著者 | 横関大 |
連載期間 | 2017年8月 |
この春にも各書店の文庫売上1位を獲得しており、テレビ放送後もその勢いは続きそうですね!
ルパンの娘 原作のネタバレ
ルパンの娘 あらすじ
泥棒一家の娘・三雲華は、警察一家の長男・桜庭和馬と素性を隠して交際していた。ある日、華の祖父・巌が顔を潰された遺体で見つかり、華は独自に犯人を捜す。和馬は華に婚約指輪を贈るが、殺人事件を捜査する中で華が伝説のスリ師・巌の孫だと知り悩む。事件の真相と二人の恋の行方は?著者会心の長編ミステリ!
引用:https://www.amazon.co.jp/
ルパンの娘 登場人物
簡単に登場人物をご紹介します。
三雲華(みくも・はな):主人公。
三雲尊(みくも・たける):華の父。美術品専門の泥棒。
三雲悦子(みくも・えつこ):華の母。宝飾品専門の泥棒。
三雲渉(みくも・わたる):華の兄。情報を巧みに盗み出す引きこもりのハッカー。
三雲巌(みくも・いわお):華の祖父。幼い華にスリの技術を直伝した伝説のスリ師。
三雲マツ(みくも・まつ):華の祖母。どんな鍵でもいとも簡単に開けてしまう敏腕鍵師。
桜庭和馬(さくらば・かずま):華の恋人。警察官。
桜庭典和(さくらば・のりかず):和馬の父。警視庁警備局員。
桜庭美佐子(さくらば・みさこ):和馬の母。鑑識官。
新谷香(しんたに・かおり):和馬の妹。交通課の婦警。
桜庭和一(わくらば・わいち):和馬の祖父。元捜査一家の課長。
桜庭伸枝:和馬の祖母。元警察犬訓練士。
ドン:桜庭家の飼い犬。元警察犬。
巻栄一(まき・えいいち):和馬の先輩。警察官。
桜庭家の飼い犬まで、警察一家ですね!!
二人の出会い
主人公の華は泥棒一家Lの一族の娘で、泥棒稼業を継ぐのが嫌で図書館司書として働いています。一方、和馬は警察一家の一族の息子で、警視庁捜査三課に所属する刑事でバリバリ働いています。
真面目にコツコツ働く華とその図書館に通っていた和馬は、言葉を交わすうちに思いを通わせ、お付き合いすることになります。
ある日、華は和馬の実家に行くことになり、衝撃の事実を知ることになります。玄関に飾られた桜庭家の家族写真をみて、桜庭家が代々警察官を輩出している一家であることを知ります。
華は桜庭家に歓迎されるも、内心では愕然とします。それもそのはず、華の一族は代々泥棒を家業としているLの一族なのです。
決して許されない恋をしていることに気が付いてしまう…
華の祖父である巌の死
桜庭家から帰宅した華は、河川敷で顔が潰れた遺体が発見されたというニュースを目にする。遺品は「M」と刺繍されたハンカチだけだった。
指紋を調べた結果、身元はホームレスの立嶋雅夫のものであったが、渉は動揺します。それは渉が過去に巌に頼まれて、警視庁のデータベースに侵入し、立嶋雅夫の顔写真と指紋を交換していました。つまり巌の死が頭を過ぎります。
事実確認のために、華と渉は慰安室に忍び込んで直接遺体を確認します。顔は確認できなかったけど、指についた結婚指輪は巌のものだった。
そんな中、和馬は立嶋雅夫殺人事件の捜査を担当することになります。
顔が潰されていたのは、顔を確認できなくするためだったんですね。
両家の祖父母の関係
和馬の祖父母(和一と伸枝)、華の祖父(巌)は明成大学の同級生で、巌が2人の付き合うキッカケを作ったことで3人は仲良くなった。
ある夜、用事があった和一に代わって、巌が伸枝を送っている最中に、伸枝は暴漢襲われてしまいます。巌の反撃で伸枝は事なきを得ましたが、巌は責任を感じ復讐を誓います。
それからも巌は、和一と連絡を取り続けていました。
立嶋雅夫殺人事件の犯人
立嶋雅夫殺人事件を捜査し続けていた和馬は、ある考えにたどり着きます。
それは遺品とされていた”M”のハンカチは実は犯人のもので、犯人はイニシャルが”M”の警察関係者なのではないか?と仮設を立てます。
この仮説に基づき、アリバイがない人物を探したところ、該当者が一人に絞られます!
その人物とは、、
和馬と共に捜査してきた先輩刑事の巻でした。巻刑事が真犯人だったのです。
結末
華と和馬は同棲を始めます。3ヶ月を過ぎた頃、三雲家の新居に2人は呼ばれます。すると華の家族だけでなく、和馬の祖父(和一)もいた。さらに亡くなったはずの巌まで。
そう、巌は死んでいなかったのです。巌はようやく伸枝を襲った犯人を見つけたが、相手が刑事であったため、泥棒の自分が直接接近するのは危険だと判断します。
そこで、自分と背格好が似ているホームレスを探し出し、立嶋雅夫を身代わりに、巻の祖父に謝罪を要求します。しかし、欲が出た立嶋雅夫は巌の許可なく、巻の祖父や巻に金銭を要求し、巻に殺害されてしまいます。
立嶋雅夫の死を知った巌と和一は驚くべき計画を立てます。それが警視庁のデータベースを書き換えた上で立嶋雅夫本人の顔を潰し、巌が死んだように見せるというものです。
そして和馬にだけは少しずつヒントをちらつかせ、巌や華の正体に気がつくように仕向けていたのです。この事件をキッカケにお互いの秘密をさらけ出した上で結婚することになるのです。
めちゃめちゃ回りくどいですね。でもヒントを元に少しずつ知っていって、頭の中で整理していけたのが良かったのかもしれないですね。後は共通の敵がいるって強い!!
ルパンの娘の原作の口コミ評価は?
賛否両論ありそうですね!
ありえない話がテンポよく進んでいく爽快で楽しいストーリー。個々のキャラクターも個性的で、特にお父さんが好き!ツッコミを入れたくなるような箇所が多かったけど楽しかったです。
話が出来すぎてるけどそれに違和感はなく、物語にのめり込んでしまいます。かなり面白かったです。
賛否両論ありますが、、現実味がなかったけどあくまで小説だし楽しめる内容だったので私は気になりませんでした。
泥棒一家の娘と警察一家の息子という設定は面白いけど、主人公の二人に違和感を感じっぱなしであまり楽しめなかったかぁ。
泥棒一家と刑事一家の結婚騒動から始まり、コメディーとミステリーが融合していて序盤から引き込まれます。最後はエンタメ感に傾いてしまい、序盤に比べると全体的に大味という印象が残ります。タイトルにある「ルパン」については、それほど特別な意味はありませんでした。
テレビ放送では個性が強いキャストが多く、めちゃめちゃコメディー感が強くなりそうですね^^
ルパンの娘の原作まとめ
テレビ放送が原作と同じ展開になるかわかりませんが、キャストも個性派だし、監督・脚本は「翔んで埼玉」の武内英樹さんと徳永友一さんなのでとても楽しみです!
深田恭子さんの泥棒役、早く見てみたいですね♪
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